フリーライターの森岡葉のブログです。 大好きな音楽のこと、日々の出会い、楽しかったこと、美味しかったもののことなどを書いていきたいと思います。



   
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jasminium

Author:jasminium
1956年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。1975年~76年北京語言学院・北京大学歴史系に留学。音楽ジャーナリスト。2009年第53回ブゾーニ国際ピアノコンクールにプレス審査員として招かれたほか、ハエン国際ピアノコンクール、シドニー国際ピアノコンクール、中国国際ピアノコンクールなどにジャーナリストとして招かれている。著書:『望郷のマズルカ~激動の中国現代史を生きたピアニスト フー・ツォン』(ショパン)、『知っているようで知らないエレクトーンおもしろ雑学事典』(共著)(ヤマハミュージックメディア)、訳書:『ピアニストが語る! 現代の世界的ピアニストたちとの対話』(焦元溥著 アルファベータブックス)、『音符ではなく、音楽を! 現代の世界的ピアニストたちとの対話 第2巻』(焦元溥著 アルファベータブックス)

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ドレンスキー教授&中国クラシック音楽関係打ち合わせ

   
 今日は午前中に、モスクワ音楽院の重鎮セルゲイ・ドレンスキー教授のレッスンを聴講し、インタビュー。

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 ドレンスキー教授はご体調が大変悪く、時間を短縮してのレッスンでしたが、さすがに要所をおさえた鋭い指摘をなさって、受講生の音色や表現が見違えるように変わっていきました。名教授のレッスンというのは、具体的な細かいことなどは関係なく、演奏を傍で聴いてもらうだけで受講生は何かを得るような気がします。だからこそ価値があるのですね。聴いてもらって、一言何か言ってもらうだけで、明らかに何かが変わります。名教授のオーラが吹き込まれるというか。不思議ですね。

 インタビューではロシアン・ピアニズムの今昔について、以前から知りたかったことをいろいろ伺うことができました。ロシア音楽研究の第一人者、一柳富美子先生に通訳していだいたおかげで、いいお話が聞けました。

 間近で見るマエストロの手が分厚くて大きいこと、指が太いこと(!)に驚きました。あの豊かな音色の秘密は、この手にあるのだなと、あらためて思いました。指の腹の面積を最大限に使って、自由自在に色彩鮮やかな音色を作り出すピアニズム…。ホロヴィッツの指も太くて凄かったですよね。

 ドレンスキー教授の演奏を私が初めて聴いたのは、1985年のショパンコンクールでブーニンが優勝した直後に、ブーニンの指導者として来日されたとき。ソ連時代で、ブーニンもドレンスキー教授も謎に包まれた存在でした。当時の日本ではブーニン旋風が吹き荒れ、クラシックピアノのファンが増えました。そんな中で、東京文化会館だったでしょうか、ドレンスキー教授のリサイタルを聴いて、大きな衝撃を受けました。その音色の多彩さと温かく豊かな歌唱性に、これがロシアのピアノか!! と思ったものです。弱音の美しさは、今でも忘れられません。ソフトペダルを踏んでいるのかと足元を見たら、踏んでいない。あの大きな手と太い指から、どうやったらあんなに繊細な弱音が生まれるのか、びっくりしました。もう20年以上前のことです。

 今日はご体調が悪いのに、私の拙い質問に真面目に答えてくださって感激しました。本当にとっても具合が悪そうだったので心配です。今年の浜松国際ピアノコンクールの審査にもいらっしゃる予定。「これから体調管理に努めて、元気になって来ますよ」と言ってくださいました。秋にまたお目にかかれることを楽しみにしています。

 そして午後は、渋谷に移動してセルリアンタワー東急ホテルのラウンジで、中国のクラシック音楽を研究している榎本泰子さん、久米井敦子さんと、これから書く雑誌やWebの連載、人名辞典などについての打ち合わせ。

 都会のオアシスのようなセルリアンタワー東急ホテルのラウンジhttp://www.ceruleantower-hotel.com/restaurant/zabou/ は、アーティストのインタビューで使って以来お気に入りの場所。今日も、美味しいケーキとお茶をいただきながら、ゆっくり情報交換をすることができました。
 
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 どれにしようと迷ったのですが、
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 私は白桃のタルト、白桃は生のままフレッシュで、タルトの生地やクリーム、ベリーのソースの練れた味わいとのバランスが絶妙。

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 榎本さんが選んだカラメルとマンゴのケーキ

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 久米井さんが選んだチョコレートとレモンソースのケーキ

 榎本さんは執筆中の本が大詰めを迎えていて、少しお疲れ気味。久米井さんは、大学の夏のスクーリング、秋からの連載の原稿書きで大変。私も、これからボルツァーノに行くまでの1週間の間に大小合わせて8本の原稿を書かなければならないという状況ですが、久しぶりに会ってあれこれおしゃべりして、元気が出ました。頑張らなくては!!
| comments(4) | trackbacks(0) | page top |
ドレンスキー教授の健康が心配ですが秋に再会楽しみですね 音楽音痴の私はブログを読む度に知る喜びに感謝してます このバイタリティーの源は食にありですね!スイーツの力は特別のようですね。ボルツァーノ行き迄に8本の原稿を書くとは、、、
9月帰国してから大磯でランチしましょう。
偉大な芸術家は、人間としても懐が深くて素晴らしいんですね
ドレンスキー先生の演奏をいつか聞いてみたいです
昨日はうるさい渋谷のオアシスを教えていただきありがとうございます
私もお二人からたくさん元気をいただきました
出発までお体にお気をつけてがんばってください
Re: タイトルなし
ドレンスキー先生の体調、かなりお悪いのではないかと心配です。
jiumjingさんも、原稿や二胡の発表会、がんばってくださいね!!
Re: タイトルなし
8本も原稿を溜めこんだ私が悪いのです。
ブログなんて書いていないで、仕事をしなくては^^;
でも、今日は一日ひきこもって3本片付けましたよ!!
明日2本書ければ、何とかなりそう。ちょっと難しいと思うけど。
イタリアから帰ったら、大磯ランチしましょうね。楽しみ~!!


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