フリーライターの森岡葉のブログです。 大好きな音楽のこと、日々の出会い、楽しかったこと、美味しかったもののことなどを書いていきたいと思います。



   
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jasminium

Author:jasminium
1956年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。1975年~76年北京語言学院・北京大学歴史系に留学。音楽ジャーナリスト。2009年第53回ブゾーニ国際ピアノコンクールにプレス審査員として招かれたほか、ハエン国際ピアノコンクール、シドニー国際ピアノコンクール、中国国際ピアノコンクールなどにジャーナリストとして招かれている。著書:『望郷のマズルカ~激動の中国現代史を生きたピアニスト フー・ツォン』(ショパン)、『知っているようで知らないエレクトーンおもしろ雑学事典』(共著)(ヤマハミュージックメディア)、訳書:『ピアニストが語る! 現代の世界的ピアニストたちとの対話』(焦元溥著 アルファベータブックス)、『音符ではなく、音楽を! 現代の世界的ピアニストたちとの対話 第2巻』(焦元溥著 アルファベータブックス)

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第8回浜松国際ピアノコンクール 3次予選~本選~入賞者演奏会

   
 第8回浜松国際ピアノコンクールにオブザーバーとしてお招きいただき、3次予選から本選、入賞者演奏会まで聴かせていただきました。

 今回から、参加者の年齢制限の上限が28歳から30歳に上がり、3次予選の課題に室内楽が入るなど、これまでのフレッシュな人材の発掘という路線から、より成熟したピアニストを見出してサポートしようという路線に変わったように思います。

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 ファイナリストは、日本人の内匠慧さん(20歳)、中桐望さん(25歳)、佐藤卓史さん(29歳)、ロシアのアンナ・ツィブラエワさん(22歳)、イリヤ・ラシュコフスキーさん(28歳)、韓国のキム・ジュンさん(29歳)。

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 それぞれ持ち味の違うファイナリストが出揃いました。個人的には、2次予選と3次予選で聴いたイギリスのアシュレイ・フリップさん(23歳)のブラームス「4つの小品 op.119」、バッハ「フランス組曲」の上品で味わいのある演奏が心に残っていて、ファイナルに進んでほしいと思っていたのですが、コンクールの結果というのは仕方ありません。でも、アシュレイ・フリップさんが奨励賞を受賞したので、とてもうれしいです。

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 ファイナルでは、内匠さんがラフマニノフ第2番、ツィブラエワさんがシューマン、ラシュコフスキーさんがプロコフィエフ第3番、キムさんと中桐さんがブラームス第1番、佐藤さんがショパン第1番を演奏。いずれも、それぞれの作曲家の音楽に真摯に対峙し、爽やかな演奏を繰り広げてくれました。

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 数々のコンクールで実績を積み重ね、すでにピアニストとして活躍しているラシュコフスキーさんの瑞々しく情熱的な演奏には説得力があり、優勝、併せて聴衆賞受賞という結果は、誰もが頷けるものでした。

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 結果発表の度に、海老彰子審査委員長が語るコンテスタントたちへの温かい言葉は、いつも心に響きます。音楽、芸術という大きな目標に向かって、このコンクールを新たなスタートとして歩み始めるすべてのコンテスタントの人生が素晴らしいものになるよう祈りたいと思います。

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 コンクール会場には、青柳いづみこ先生や海老澤敏先生のご本と一緒に拙著「望郷のマズルカ~激動する中国現代史を生きたピアニスト、フー・ツォン~」も展示していただき、大変光栄でした。

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 コンクールの合間に、浜松市美術館で開催されているレーピン展に審査員の方たちと足を運び、素晴らしい絵画の世界に感動したり、紅葉の始まった公園を散策したり…

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 審査員のエヴァ・ポブウォッカさんのお誕生日をお祝いしたり…

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 素敵な審査員の方たちと親しくお話させていただいたことも、大きな収穫でした。

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 コンクールの最終日、浜松はウナギで有名なのに食べていない~! 食べたい~! と言う審査員の方たちと、駅の近くの「藤田」というお店でウナギ・ランチを楽しみました。旧友のドイツのピアノ専門誌の編集長のカルステン・デュラー、パリを拠点に活躍している音楽ジャーナリストの恒川洋子さんも一緒です。

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 このランチの数日前に浜松に住む友人に、私の大好きなウナギ屋さん「新角」でもご馳走になったのですが、久しぶりの「新角」のウナギ、とっても美味しかったです。

 若者たちの個性豊かな音楽を堪能し、新たな出会いもあり、友人や審査員の方たちと語り合い、充実した日々を過ごしました。
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